ブレスポイントの日

今日付で、契約している事業所へ通う日々が終了した。
5月から新たに、東京で会社員として働くことに伴ってのことなのだけど、そこそこ長く通っていたので名残惜しい気持ちも多分にある。
今の事業所にお世話になりはじめたのは昨年の1月末からなので、もう1年とちょっとは経っているようだ。実は当時から就職を視野に入れていた(しかも出来れば首都圏でと思っていた)のだけれども、人脈や就活の手段が判らなかったり、そもそも身体がものすごく弱くて体力をつけたいと思っていたりもしていたので、お試し就労のようなノリでお世話になりはじめたのがきっかけだった。
実際、この1年半弱はものすごくめまぐるしく状況が変わった期間だった。自分の考え方も変わったし、ライフスタイルも経済状況もかなり向上してきた。たぶんこの期間が無かったら、私はもっとダメ人間だったか、或いは会社員になっても長続きしなかったかもしれない。
まだ残務処理があるので若干通うことになるし、引越しまではこちらにいるので余り実感はないのだけれども、これからだんだん淋しくなってくるのかもしれない。それでもくじけずに、目の前の期待だけを拾って生きていこうと思う。まだまだ人生という名の曲は、ひとつのブレスポイントを通過しただけなのだから。